ABOUT STD

おばちゃん
あんなー先生

先生
どうかしましたか?

おばちゃん
せがれは隠しとるけど、どうやら性病にかかってもうたようなんや。

先生
そうですか、性病は恥ずかしくてなかなか親にも相談できないものですもんね。

おばちゃん
性病って、どないな病気やねんか教えてくれまっか?

性病=性感染症について

おばちゃん
うちのせがれそないに遊んでぇる方ではおまへんし、風俗に行くお金もあらへんって思おんやけど。
先生
性病と聞くと、風俗なんか行かないし、恋人意外と性行為をしていないので関係ないと考えるかもしれませんんね。

実際に感染者がいないと身近に感じないので、特別な人なんだと思っているかもしれません。

だとすれば、この考え方は大きな勘違いで性病というのは誰でもなりえる身近な病気なんですよ。

おばちゃん
性病やってやんか心配やわ~
先生
ちなみに性病と昔は呼ばれていましたが、現在は一般的に性感染症と呼ばれています。
おばちゃん
どちらでもよろしいがな
おばちゃん
ナンパ師とか遊んどる人がなる病気やろ?
先生
たくさんの異性と性行為をしている人ほど、なりやすいのは間違いないのですが、恋人や奥さんとだけセックスをしていても、感染する事はあるんですよ。

性行為の経験が低年齢化したので、高校生でも感染例が増加傾向にあり、一方でED治療薬の普及で高年齢の性交渉も活発化し中高年の感染例も増え更に一般的な病気になったと言えましょう。

感染経路について

おばちゃん
感染してるとしたら、どないしてうつったんやろう?
先生
性病というのは、字のごとく基本的にセックスをする事で感染する病気の事を指します。

パートナーが風俗に通っていて感染してしまったとか、不特定多数の男性とセックスしてきた、経験豊富な彼女からうつったなど様々な原因が考えられますが、性行為が無くても感染するものもあるんですよ。

おばちゃん
病気は細菌が原因なんやろか?
先生
感染症を引き起こす病原体には、ウィルス、細菌、原虫などがあり感染部位から非感染者の粘膜や体液を通して感染します。
おばちゃん
それがちんちんに感染するんかいな?
先生
感染部位には性器やのどの粘膜や血液などがあり、これが感染者との粘膜や体液の接触で感染します。
おばちゃん
喉もかいな
先生
また、血液を介して感染する梅毒やHIVなどは血液と接するような、注射針との接触、カミソリなど出血をともなう器具の共用、肛門を使用した出血をともなうセックスでは非常に感染確率が高くなります。

性器に触れなければ、問題ないと思っている人もいるようですが、病気によってはオーラルセックスやキスからでも感染する恐れはありますので、多数の異性と遊んでいる人は、注意が必要ですね。

おばちゃん
エイズ以外はたいしたことないんやろ?

先生

男女共に性感染症は放置して治療をしないで時がたつと、不妊症の原因となりますし、妊娠中に感染すれば流産や早産の原因ともなります。

また、出産時に感染している場合は、母子感染で大切な子供にも感染させてしまい、子供の肺炎や失明の原因ともなります。

おばちゃん
ほっておいちゃいかんのやね。
先生
最も危険なことは、クラミジアや淋菌に感染した患者は健常者よりもHIVウィルスに感染する可能性が高まります。

性感染症の種類

おばちゃん
どないな種類があるのか、教えてくれまっか?
先生
クラミジア、淋病などの感染頻度は高いが治療をしやすい病気から、梅毒やHIV感染症のような治療が難しかったり完治しない病気までありましてね。

クラミジア、淋病、カンジダ、梅毒は細菌が病原体となりますが、トリコモナスは原虫、HIVや肝炎はウィルスが原因の病気です。

軽いものであれば基本的には、抗生物質などでなおるケースが多いので、もしおかしいなと感じたら、すぐに検査をされると良いでしょう。

おばちゃん
どーしよ、HIVやったら終わりやな。
先生
HIV感染症は体からウィルスを除去することは現在の医療では不可能とされ、完治することはありませんが、エイズの発症を遅らせる治療ができることから、最新の治療薬によりある程度延命することが可能なんですよ。
先生
梅毒は血液や精液の接触で感染する病気で、ペニシリンで完治できますが、発見が遅れると治療が難しくなります。
先生
日本で一番感染例の多い性病で、若年層に感染者が増えています。
先生
感染力の強い病原体で、感染者とのセックスで3回に1回の確立で感染します。
先生
トリコモナス原虫の感染によって起こる感染症で、女性は特におりものが臭くなるなど症状が出ますが、男性には症状がほとんど出ません。
先生
常在菌なので菌がいること自体は問題ではありませんが、この菌が増殖すると様々な症状を起こします。
先生
感染から病変に進行するまで数十年の時間をかけて進みます。

性感染症の症状について

おばちゃん
どないな症状が出るんやろ?心配やわ~。
先生
性感染症の症状ははっきりで症状が出ないものが多く、感染に気付かずに病状を重篤化させたり、大切なパートナーへ感染させてしまったりすることが増えています。

男性の方が女性よりも症状が出やすいと言われますが、男女ともに症状が乏しいことが多く人によっては全く症状が出ない場合があります。

症状が出る場合は、男性も女性も性器に痒みや痛みを感じたり、湿疹が出来たりと、おりものの異常、尿道からの膿などがある場合があるので、異常を感じたら検査をするようにしましょう。

ですので、症状により性病の感染に気付くことがほとんど無いので、検査をしないとどの病気になったのかはわかりません。

おばちゃん
検査をせぇへんといけへんのね?
先生
男女ともに、それが原因で不妊になったりする事もあるので、十分に注意が必要です。
おばちゃん
怖いわ~せがれにけんささせとこ。
先生
恥ずかしがらずに早期発見、早期治療に努めましょう。

検査

おばちゃん
息子が人に知られとぉないって、嫌がるんやねん。
先生
病院へ行く時間がない、人に知られたくない人は郵送の検査キットがおすすめです。
おばちゃん
自分でできるか心配やで。どないな検査をするんやろか?
先生
自分で簡単にできるので心配いりませんよ。

検査

(参考サイト:性病検査キットの紹介)

性病の予防

おばちゃん
どないすれば、性病にかからへんようにできるんやろか?
先生
性病の予防には、セックスをしない、セックスをする場合は特定の相手とセックスをする、安全なセックスを心がけることで多くの感染機会を遮断できます。
おばちゃん
セックスしないなんて、無理やろ~
先生
具体的には、性行為をする時にはコンドームを装着し感染者の感染部位や体液との接触を最大限避けることが大切です。

完全に予防できるわけではありませんが、現時点では一番確実で現実的な方法と呼べるでしょう。

そして、性病は性器だけに感染するわけではなく、喉にも感染するのでオーラルセックスの時にもコンドームの装着は必要です。

おばちゃん
先生ありがとさん。せがれによう言い聞かせます。
先生

性病は重篤化すると治療も困難になるので、早期発見と早期治療が大切なので、心当たりがある場合は検査をするようにしましょう。