クラミジア(感染力が強く、最も感染者数が多い性感染症で性器や喉に感染する。)

先生
よく聞く名前なので、この病気のことは、ご存知の方も多いかな?
おばちゃん
初めて聞きましてん
先生
実際に経験した事がない人は知識がないと思うので、クラミジアにかかってしまった時にあわてないように、しっかりとした知識をつけましょう。
おばちゃん
せがれが性病を心配しとるようやさかい、お願いします~
先生
この病気は、クラミジア・トラコマチスという細菌が性器や喉に感染し炎症を起こす病気で、日本で最も感染例の多い病気です。
先生
感染者は、20代の女性が最も多く、女性患者全体の6割を占め20歳から24歳までの女性患者数は、男性患者数の2倍になります。

男女とも性交渉が活動的な若年層に多く、女性の感染者が多いのは症状があまり出ないことが考えられますね。

おばちゃん
やだ~心配やわ~
先生
え?あなたがですか?
おばちゃん
ちゃいます、せがれが心配ゆーたんです。

感染経路

おばちゃん
どないうつるんですの?
先生
クラミジア・トラコマチスは、生命力の弱い菌で外部環境では生存がでないので粘膜同士の直接接触以外は感染することはまれです。。

つまり、性行為による感染者との性器や体液との接触、またはオーラルセックスによる喉の粘膜の接触で感染します。

おばちゃん
口でもうつるんやな

クラミジアの症状

おばちゃん
どないな症状が出るんでっか?
先生
男性の自覚症状が出る体の部位は尿道で、炎症を起こすことから、排尿痛、尿道のかゆみや不快感などがあります。

尿に膿が混ざることもあり色は透明か白っぽい、サラサラしたものですが気が付くことはまれです。

おばちゃん
女の子はどないやねん。
先生
女性の場合は、感染して2週間程度の潜伏期を経て自覚症状が出ますが、ほとんどの人は軽微で気が付きません。

最初に感染する部位は、膣や子宮の入り口にあたる子宮頚管(粘膜)で症状は、水っぽいおりものが増加したり、性器のかゆみ、などがありますが出ない人の方が多いです。

おばちゃん
症状が出ない場合もあるんやな。
先生
国内でクラミジアにかかっている人口は100万人とも言われ多くの人は自覚していないことでしょう。

自分は大丈夫でも相手からうつされてしまうという事は、普通にありうる話なのです。

自然治癒はありません

おばちゃん
自然にのることもあるんちゃう?
先生
生死にかかわらないからと言って性病をあまく見ていると非常に危険です。

クラミジアは、風邪などと違い、人間の免疫により自然に治ることはありません。

何かの病気になり、抗生物質を服用していた結果、クラミジアが治ったというケースがあるのですが、何もせずに治る事はありませんので、問題が大きくなる前に速めに対処しましょう。

おばちゃん
症状が出ないんやろ?知らずに放置してることもあるんやろな。
先生
男性の場合、放置してしまうと、尿道から前立腺へ、前立腺から睾丸へ、炎症が他の臓器に広がります。

女性の場合も男性と同様に、治療をせずに放置してしまうことで、感染が広がり子宮、卵管、卵巣の順番で子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎につながります。

治療

おばちゃん
どないやって治療すんねん?
先生
病院へ行けば抗生物質が処方されるので、医師の指示通り服用すれば1~2週間で完治します。

検査

おばちゃん
心配やわ~せがれに検査させなあかんね。
先生
検査は、男性なら尿から、女性なら子宮内の分泌物で検査します。

病院行くのが恥ずかしかったり、人に知られるのが嫌な場合は郵送検査が可能です。

検査